福井恐竜キャンプ

7月24−26日(月〜水)晴れ 酷暑


2年ぶりの福井恐竜キャンプ。旅のメインは、化石発掘や福井県立恐竜博物館。しかし実際のメインは、田舎ライフを子供達に満喫してもらうこと。家族旅行では決して味わえない、地元を知っている人間とそれを迎えてくれるサポートがあってこそ。都会の子を快く迎えてくれた池田を始めてとする福井の皆々様あってこその旅になりました。

僕が知っている中で一番好きな田舎がこの池田町。どこで暮らそうかいつも迷う選択肢の一つがここです。なんでもドーンと受け入れてくれる懐の深さがあります。

夕食後の散歩は、ホタル探しや夜の生き物探し。自然と寄り添っている暮らしがここにはあります。

一番の旅のメインは化石発掘。2日間かけて2カ所で実施。白亜紀、ジュラ紀、デボン紀と数億年をタイムスリップです。


しかし実際は酷暑の中の作業。ゴーグルをかけるだけで汗だくです。まさに命を賭しての決死の作業でした。


今回一つの収穫は、岩石の地層を見極められたこと。むやみに岩を叩くのではなく、当たりをつけて作業をしていく。一つ賢くなりました。


福井県立恐竜博物館。オリジナル化石が15体も展示。今や世界有数の恐竜博物館です。恐竜大好きキッズには殿堂ともいえる存在です。

福井が恐竜王国と言われる由縁は、5体も恐竜がここで発掘されているためです。子供たちはここにきたからには、きちんと5体の名前を覚えて帰りました。化石を眺めるのは簡単ですが、発掘して調査して、標本にまでするのは相当の道のり。今回化石発掘をすることで、その大変さの一部を共有できたことは良かったです。


将来もしこの中から、恐竜学の道に進む子が生まれたら嬉しい限りです。近い将来福井県立大学内に恐竜学部(仮称)が設置されるようです。これまで漠然としていた恐竜ですが、そこに学問の道が開かれることは、世界の恐竜ファンに生きる道の選択肢を一つ増やすことになるので大変意義深いことだと思います。

今回の参加最年少3歳君。連日朝5時から夜9時10時まで休みなく3日間がんばりました。最年少が頑張るからには、年長者の小学生も弱音が吐けず、みんながおちびさんを可愛がりケアし、とても面倒みの良いチームになりました。


恐竜博物館を学芸員さんと2日間でもかけてゆっくり解説を聞きながら回ることができたら、至福の時でしょう。恐竜LOVEを至るところで感じることができた旅でした。

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かいじゅうの森ようちえん

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