バードウォッチングin三渓園

12月22日（日）曇り

野鳥観察入門講座（恐竜の不思議、鳥の不思議）

本日冬至でとても寒い中、三渓園にて初の野鳥観察会開催。この時期、三渓園では、池にはカモの仲間が集まるし、落葉した森の中では鳥も観察できるという好条件。１８種以上観察できました。

集合してすぐにカワセミが近くの枝に止まり、早速観察会が始まる幸運に恵まれました。

図鑑や動物園などで見るよりやっぱり野生の実物を見ると迫力があります。カワセミのオスとメスの見分け方も教えてもらいました。実物をじっくり観察。

観察をしていると、カモたちだけでなくチュウサギも近くに飛来。真白い羽根長い首。

似ているカモでもよく観察すると、羽根の色、くちばしの色形など子供でも簡単に見分けることができる特徴がいっぱい。カルガモは日本にいますが、本日見た他のカモは多くのがシベリアなど寒いところから１０、１１月に日本に飛来。ペアリングするためにはるばる危険な海を渡ってやってきた勇者たち。

子供でもわかるように紙芝居を見せてくれたり、難しい話を簡単に噛み砕いてくれるなど、今日参加したみんなは野鳥が大好き。野鳥にロマンを感じてくれたのではないかと思います。

年末の忙しい休日の朝からみんな頑張って集まってくれました。

以下、講師のノリさんからのメッセージの抜粋です。大人子供関係なく、いろいろ方面に是非意識を向けていけたらと思います。

『野鳥は環境のバロメーターともいわれます。身近な鳥のＳＯＳ信号を見逃さない感性と観察力、環境破壊に対する敏感さが大切です。野鳥だけでなく、すべての生きものがずっと生息できる環境がこれからも存続されるように願ってやみません。』ノリさんより。

ノリさん企画また不定期ですが開催予定です。お楽しみに！