フィールドワーク

5月20日(月)雨のち曇り 小満


毎日外にいる、かいじゅうが始まって10年以上経ちます。それでも自然界は知らない事だらけ。まだまだ現場経験が足りないのですねー。

まずは恒例のゴミ拾い。15分間で大バケツ一杯分。ゴミを拾い始めたら驚きのモノをたくさん発見。


打ち上げられた大量のアカクラゲ。波打ち際にも大量にたたよっていました。ヒトにとっては猛毒。これから何回も出会いますが、今シーズン初お目見えです。ゴミ拾いもよく観察しながら行う事が大切ですねー。


以下閲覧注意。打ち上がった幼鳥の写真あり。

6羽の鳥の死体が浜に打ちあがっていました。同じような鳥が大量に打ちあがっている!という事で、ノリ先生に連絡。早速解説頂きました。


以下解説を抜粋。


この鳥たちはおそらくハシボソミズナキドリの若鳥

オーストラリア原産でその移動距離は約32000キロ

北海道から九州までが約2000キロとすると16倍です

ほぼ海の上で暮らし、繁殖のときは陸上へ

餌を獲りながら移動するため波のすぐ上を飛ぶ

海の上で風の力でなるたけ進むようにその羽はよく見るカラスやメジロよりもだいぶ長い

羽根はWの形に折りたためるようになっていました

春の渡りの最中、気象条件や何かで餌が食べられなくなり

弱って死んでしまったと思われます

学びの機会を頂きました


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かいじゅうの森ようちえん

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